いれずみ(タトゥー)について

いれずみは、指に線を入れるような小さなものから、肩から胸、上腕にかけてなど広範囲に入れる大きなものまで、その大きさや場所は様々です。

小さいものなら、その部分を切り取って縫い寄せます。「レーザー治療で簡単に消せるのでは?」と聞かれることもありますが、レーザーで焼くだけでは、色は消せても図の形が白く残る場合が多いのです。切り取って縫い寄せたものは、一本の線状の傷痕になります。

大きなものは縫い寄せることができないので、全身麻酔下での皮膚移植手術と入院が必要になります。また、大きな皮膚移植をすると、手術痕がやけどの痕のようになる場合もあります。
いずれにしても、いれずみは入れる時より除去する時の方が時間と費用を必要とします。入れないに越したことはありませんが、入れてしまったいれずみを何かの傷痕だと言い訳ができるように手術することはできます。

■治療例

<治療前/治療後>